連続して東大合格者を出した新進気鋭の関東の中高一貫校で論理エンジンの活用状況を伺ってきました。中学3年間は「論理的に文章を読み論理的に考える力の育成」、高校3年間は「言語能力と論理的思考力の育成」と、シラバスに「論理」を一貫して打ち出しています。
中1で5コマ、中2で6コマ、中3で5コマの国語の授業があります。
【ペース】
レベル100まであった旧版のペースで、中1で30まで、中2で50まで、中3で70までというハイペースです。高1で90まで、高2と高3で100までを終了するというペースです。
これは、導入時に中学生だった生徒が、卒業時にレベル70くらいまでしか終わなかったことを反映しています。今高2の4期生が92まで終わっており100に届きそうだということです。そのペースが上記のペースだということです。レベル70以降がいかに高いハードルであったかが分かります。
お話を伺った先生は現在中学2年生を受け持たれています。週6コマ、すべてが論理エンジンの授業で、学期に2つくらい教科書(三省堂)から題材をする、ということです。
しかし、レベル30を超えると苦しくなる生徒も出てくるので、そのフォローを考えているということです。
【授業展開】
中1、中2は最初の10分で漢字テストをして、宿題の答え合わせをします。誌上講義ができたことで宿題を出しやすくなったということです。なお、長期休暇は別の問題集を出すということです。
そして、時間を2分とかで区切り、その場で生徒が解いていきます。先生は机間巡視しながら生徒の出来具合を見て回りますが、答え合わせは生徒の話し合いを中心として進める点が特徴です。
たとえば、全員が「選択肢イ」で一致すれば、別に生徒も説明を欲していませんので、生徒の説明を確認して次に進みます。逆に答えが分かれれば、机間巡視をして見て回った生徒の意見を頭に置きながら、生徒に説明を求めたり、どうしても難しそうなら解説します。
切りの良いところで終わり、時間があまれば自習にしてテキストを各人がします。
レベルがひと段落したところで、教科書や文法の内容を扱って、また論理エンジンをします。
話し合いを中心に授業を進めることで、生徒は楽しそうにやっています。特に、レベルが上がって話し合っても答えがでない場合などは盛り上がります。
【教科としての取り組み】
中学では5人が担当しますが、各学年で2クラスは中学専門の教員、1クラスは高校との掛け持ちという教員配置になっており、高校に持ち上がっても中学とのつながりがあるようにしている。教員は始まる時は必ずOS1から始めるようになっているという点も特徴です。
教科会で話し合うことはないのですが、中学校は校舎が別で、職員室が小さいので、論理エンジンの進め方や生徒から出た質問への対応などの話し合いはすぐにできるし、よくある、ということでした。
【印象に残っている生徒】
東大に合格した生徒は、論理エンジンを導入した先生が担任だったということです。現代文を専門とされる先生で、ディベートや小論文などをよくしていたということです。
【成果】
「何で」を考える習慣がついた生徒が増えてきたということです。「何で選択肢イになるの」と、何となくではなく、こうだからこう、と説明できること自体に喜びを感じる生徒も増えてきたということでした。
中学生で論理エンジンに対するモチベーションが下がる、ということは特に見られない、ということです。その要因として、クラスでの話し合いが活発で、先生からもすぐに答えを言わない、という点が影響しているかも、ということでした。
また、新版になりステップが厳選されたことで、授業でも扱いやすくなったとことです。なんd
中1で5コマ、中2で6コマ、中3で5コマの国語の授業があります。
【ペース】
レベル100まであった旧版のペースで、中1で30まで、中2で50まで、中3で70までというハイペースです。高1で90まで、高2と高3で100までを終了するというペースです。
これは、導入時に中学生だった生徒が、卒業時にレベル70くらいまでしか終わなかったことを反映しています。今高2の4期生が92まで終わっており100に届きそうだということです。そのペースが上記のペースだということです。レベル70以降がいかに高いハードルであったかが分かります。
お話を伺った先生は現在中学2年生を受け持たれています。週6コマ、すべてが論理エンジンの授業で、学期に2つくらい教科書(三省堂)から題材をする、ということです。
しかし、レベル30を超えると苦しくなる生徒も出てくるので、そのフォローを考えているということです。
【授業展開】
中1、中2は最初の10分で漢字テストをして、宿題の答え合わせをします。誌上講義ができたことで宿題を出しやすくなったということです。なお、長期休暇は別の問題集を出すということです。
そして、時間を2分とかで区切り、その場で生徒が解いていきます。先生は机間巡視しながら生徒の出来具合を見て回りますが、答え合わせは生徒の話し合いを中心として進める点が特徴です。
たとえば、全員が「選択肢イ」で一致すれば、別に生徒も説明を欲していませんので、生徒の説明を確認して次に進みます。逆に答えが分かれれば、机間巡視をして見て回った生徒の意見を頭に置きながら、生徒に説明を求めたり、どうしても難しそうなら解説します。
切りの良いところで終わり、時間があまれば自習にしてテキストを各人がします。
レベルがひと段落したところで、教科書や文法の内容を扱って、また論理エンジンをします。
話し合いを中心に授業を進めることで、生徒は楽しそうにやっています。特に、レベルが上がって話し合っても答えがでない場合などは盛り上がります。
【教科としての取り組み】
中学では5人が担当しますが、各学年で2クラスは中学専門の教員、1クラスは高校との掛け持ちという教員配置になっており、高校に持ち上がっても中学とのつながりがあるようにしている。教員は始まる時は必ずOS1から始めるようになっているという点も特徴です。
教科会で話し合うことはないのですが、中学校は校舎が別で、職員室が小さいので、論理エンジンの進め方や生徒から出た質問への対応などの話し合いはすぐにできるし、よくある、ということでした。
【印象に残っている生徒】
東大に合格した生徒は、論理エンジンを導入した先生が担任だったということです。現代文を専門とされる先生で、ディベートや小論文などをよくしていたということです。
【成果】
「何で」を考える習慣がついた生徒が増えてきたということです。「何で選択肢イになるの」と、何となくではなく、こうだからこう、と説明できること自体に喜びを感じる生徒も増えてきたということでした。
中学生で論理エンジンに対するモチベーションが下がる、ということは特に見られない、ということです。その要因として、クラスでの話し合いが活発で、先生からもすぐに答えを言わない、という点が影響しているかも、ということでした。
また、新版になりステップが厳選されたことで、授業でも扱いやすくなったとことです。なんd
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