論理エンジンを導入している学校に活用状況を伺いに行きますが、 具体的な教育成果や影響について話される先生はそれほど多くあり ません。
先週伺った中国地方の学校でも、中学2年生までにOS3を終わら せますが、その効果について質問しましても「論理エンジンだけを しているわけではないので」とお答えになります。
教科書は東書、別に記述力をつけるための問題集をしているという ことでした。
中学2年生の終わりでOS3は結構順調な方だと思いますが、先生 の感想としては「簡単だし、文も短いので」と問題は感じておられ ない様でした。
新版になり冊子がスリム化したことで扱いやすくなったという感想 は他校と同じです。なお、誌上講義は中1から中2に上がる春休み の宿題です。
週に一コマ、毎週1レベル進むペースで、基本的に宿題にしていた 箇所を授業内で答え合わせしていく、という授業展開です。
確かに教育活動はこちらが意図していない部分も含めて影響があり ますし、「こうしたからこうなった」という直線的な関係で捉えて しまう<科学的>な思考に拘泥することは危険な面もあります。
しかし、意図的で、反省(省察)の対象となる教育活動を教育実践 と呼ぶならば、教師側としては「こうしたからこうなるだろう(な ってほしいなぁ)」という思いを持ち、検証することは必要なのだ と思います。
よくよく話を伺っていますと、「基本的な文章の捉え方については 役立っている」「例えば、主述の関係や具体・抽象の捉え方の練習 になっている」ということでした。
冒頭の「論理エンジンだけをしているわけではない」という言葉は 、教育活動をより全体的に(ホリスティック)に捉える教育家とし ての姿勢だったのかもしれない、と、訪問時の記録的な暑さととも に思い返しています。
先週伺った中国地方の学校でも、中学2年生までにOS3を終わら
教科書は東書、別に記述力をつけるための問題集をしているという
中学2年生の終わりでOS3は結構順調な方だと思いますが、先生
新版になり冊子がスリム化したことで扱いやすくなったという感想
週に一コマ、毎週1レベル進むペースで、基本的に宿題にしていた
確かに教育活動はこちらが意図していない部分も含めて影響があり
しかし、意図的で、反省(省察)の対象となる教育活動を教育実践
よくよく話を伺っていますと、「基本的な文章の捉え方については
冒頭の「論理エンジンだけをしているわけではない」という言葉は
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