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2013年11月14日木曜日

文化としての20世紀

論理エンジンの考えを教科書を使いながら鍛えていく「思考ルート」の東京書籍版で、松浦寿輝「映像文化の変貌」を扱っていたので買い求めたのが「文化としての20世紀」です。

ご承知の通り、これは東京大学公開講座の講義集ですが、どの講義も読んでいてとても面白いです。夏目漱石や哲学、政治、外交、経済、教育、科学、身体論、建築と多様な分野の第一人者がわかりやすくその世界を紹介しています。

高1、高2あたりで読むと、自分の関心のあるテーマが何なのかに気づく生徒や、こんな面白いことを言う人がいるなら東大に行ってみようと動機づけられる生徒がでてくるかもしれません。

次年度の教科書からは外されるようなのですが(なので思考ルートの新版でも扱わなくなりますが)、ぜひ教室や図書館においておきたい一冊です。

東京大学公開講座「文化としての20世紀」
http://www.amazon.co.jp/文化としての20世紀-東京大学公開講座-青山-善充/dp/4130030949/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1360892201&sr=8-1

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