「高等学校基礎学力テスト」は、あくまで高校段階における学習成果を把握するための参考資料と位置づけられます。高校生が自分の学習達成度を把握したり、学校での指導改善に活かす、進学や就職時の基礎学力証明として用います。
「国語総合」「数学Ⅰ」「世界史」「現代社会」「物理基礎」「コミュニケーション英語Ⅰ」などの高校の必履修科目を想定しています。なお、英語については、グローバル社会において主体的に表現していく力を重視することから、「読む」「聞く」だけでなく、「話す」「書く」という四技能を総合的に評価する流れにあります。また、民間の資格・検定の積極的な活用が考えられています。
「大学入学希望者学力評価テスト」は、大学がアドミッション・ポリシーに基づく個別選抜に利用されます。このテスト以外に、小論文、面接、集団討論、プレゼンテーション、調査書、活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書、資格・検定試験などの成績、各種大会での活動や顕彰の記録、これまでの努力を証明する資料などが利用されます。合教科・科目型、総合型の問題が出題され、記述式で年に複数回、パソコン上で実施されます。その評価方法として、複雑な課題に対して知識や技能を活用して探求的に表現することを求めるパフォーマンス評価や、複雑な課題の達成度を段階的に評価するためのルーブリック、様々な学習過程や成果の記録を蓄積して学習状況を把握するポートフォリオ評価の研究が進められています。
「国語総合」「数学Ⅰ」「世界史」「現代社会」「物理基礎」「コミュニケーション英語Ⅰ」などの高校の必履修科目を想定しています。なお、英語については、グローバル社会において主体的に表現していく力を重視することから、「読む」「聞く」だけでなく、「話す」「書く」という四技能を総合的に評価する流れにあります。また、民間の資格・検定の積極的な活用が考えられています。
出題内容は、「知識・技能」の確実な習得が重視され、解答方式は選択肢式を原則とします。在学中に複数回(年2回程度)、高校2年生・3年生、夏~秋に、パソコン上で実施します。段階別表示の成績と、正答率を表示します。
参考:
文科省のHPの資料1―1 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/1354209.htm
河合塾の大学入試情報「大学入試に新テスト導入へ 中教審が答申(14/12/26)」http://www.keinet.ne.jp/topics/14/20141226.pdf
0 件のコメント:
コメントを投稿