(平成18年 研究会紀要より)
※現在の論理エンジンとレベル構成が異なります。レベル51以降は、PSに相当します。
東京会場
○女子 中高一貫校
授業のはじめに3ステップ問題を解き解説(10~20分)、クイズ感覚で楽しむ。
主述の関係や修飾-被修飾の関係など、文章を分析的に読もうとする姿が現れる。
国語に苦手意識のある生徒や理系の生徒の方が意欲的。
感覚でなんとなく正答が出せる生徒ほど違和感。
○共学 高校
高2に12月から。国語以外の教員が担当し、生徒が個別で学習。テキストのレベルが終わるごとにクリア問題。高2の春の模試と比較して、60名全員の平均偏差値が8ポイント上昇。基礎学力の高い生徒ほど興味を示し取り組む。文章を意識して書くようになった。週1なので、現在のペースにするか短期集中にするかを検討中。
○女子 中高一貫校
朝自習の時間帯に導入。遅刻の生徒が出なくなり、教師がいなくても自主的にできるクラスも現れた。不合格生徒への指導が課題。
○共学 高校
高2は放課後の自習形式。レベル30まで終了。漠然と解いていた生徒が考えるようになった。個人の進度差の対応が課題。レベル31以降は週2回、放課後に講義形式でなぜその答えが間違いかを説明したり、生徒に答えさせたりしている。手を抜いていた生徒もライバルをみつけ競争するようになった。
高3は放課後自習形式でレベル60まで終了。春休みにレベル40までを総復習し、レベル70から授業(5単位)にて実施。5単位すべて論理エンジンにあてる。生徒に答えさせ、理由を説明させる。
モチベーションが向上し、復習の効果で少しずつ間違え方がよくなった。自分なりに考えた結果の答え、という間違いになってきた。マーク模試は少し良くなった。問題文にスラッシュや傍線を記入することができるようになってきた点が目に見えて変わってきたところ。
○共学 高校
全学年で導入。授業でのウェイトを高めた。成績上位層からは効果があるので継続してほしいという要求。論理エンジンだけの成果ではないが、国公立が78名から109名に増えた。教員の戸惑いや時間数の少なくレベルが進まないという不満があった。今はレベルが上がり長文が解けるかという心配。生徒が両極に分かれていた。今は、教員の意識が「論理エンジンをどう教えるか」から「論理エンジンで得た技量をどう展開させていくか、他の教科につなげるか」という考えとなった。生徒も長文を読むことに興味を覚えてきた。保護者の反響や期待が大きく、中学校の教員をしている保護者から質問をうけた。
※現在の論理エンジンとレベル構成が異なります。レベル51以降は、PSに相当します。
東京会場
○女子 中高一貫校
授業のはじめに3ステップ問題を解き解説(10~20分)、クイズ感覚で楽しむ。
主述の関係や修飾-被修飾の関係など、文章を分析的に読もうとする姿が現れる。
国語に苦手意識のある生徒や理系の生徒の方が意欲的。
感覚でなんとなく正答が出せる生徒ほど違和感。
○共学 高校
高2に12月から。国語以外の教員が担当し、生徒が個別で学習。テキストのレベルが終わるごとにクリア問題。高2の春の模試と比較して、60名全員の平均偏差値が8ポイント上昇。基礎学力の高い生徒ほど興味を示し取り組む。文章を意識して書くようになった。週1なので、現在のペースにするか短期集中にするかを検討中。
○女子 中高一貫校
朝自習の時間帯に導入。遅刻の生徒が出なくなり、教師がいなくても自主的にできるクラスも現れた。不合格生徒への指導が課題。
○共学 高校
高2は放課後の自習形式。レベル30まで終了。漠然と解いていた生徒が考えるようになった。個人の進度差の対応が課題。レベル31以降は週2回、放課後に講義形式でなぜその答えが間違いかを説明したり、生徒に答えさせたりしている。手を抜いていた生徒もライバルをみつけ競争するようになった。
高3は放課後自習形式でレベル60まで終了。春休みにレベル40までを総復習し、レベル70から授業(5単位)にて実施。5単位すべて論理エンジンにあてる。生徒に答えさせ、理由を説明させる。
モチベーションが向上し、復習の効果で少しずつ間違え方がよくなった。自分なりに考えた結果の答え、という間違いになってきた。マーク模試は少し良くなった。問題文にスラッシュや傍線を記入することができるようになってきた点が目に見えて変わってきたところ。
○共学 高校
全学年で導入。授業でのウェイトを高めた。成績上位層からは効果があるので継続してほしいという要求。論理エンジンだけの成果ではないが、国公立が78名から109名に増えた。教員の戸惑いや時間数の少なくレベルが進まないという不満があった。今はレベルが上がり長文が解けるかという心配。生徒が両極に分かれていた。今は、教員の意識が「論理エンジンをどう教えるか」から「論理エンジンで得た技量をどう展開させていくか、他の教科につなげるか」という考えとなった。生徒も長文を読むことに興味を覚えてきた。保護者の反響や期待が大きく、中学校の教員をしている保護者から質問をうけた。
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